読者です 読者をやめる 読者になる 読者になる

ぶろん氏は語る

僕達は独りじゃない

誰かと繋がりたい

 

何をしても楽しくない。

 

もしかしたら金が無いせいかもしれない、というより確実に金が無いせいである。生活保護は家電が壊れた際の修理費用等といった生活に関する分野以外では基本的に貯金が許されていない為、受給されたものは原則としてその月に使い切らねばならない。今月はちょっと趣味にお金を使い過ぎてしまった。具体的に言えば模型工作とカラオケと外食だ。模型工作という最近出来た新しい趣味を通して、それを共有出来る友達が欲しかったのだが、私は模型に関しては塗装やパテを盛ったり削ったりして自分色に染めることよりかはそのまま組み上げることで精一杯なので、このままでは出来そうにない。極めるべきかとも思ったが、一先ずは今のままで互いを褒め称えたいと思うのは我儘だろうか。

 

私にとって趣味とは人と繋がる為の手段に過ぎない。一人でカラオケをしてTwitterに歌った記録を数曲上げるのも、ガンプラを組み立てて写真をInstagramにアップロードするのも、ハースストーンを始めとするゲームのスクリーンショットを載せるのも、結局は友達が欲しいからだ。趣味を本当に好きでやっている人は沢山の知識を持っている。私が何かを載せることで誰かと繋がる切っ掛けが出来る。否、出来て欲しい。その切っ掛けをどうしても掴み取りたい。私は自分の承認欲求を満たしたいし、愛情を持て余しているので、交友の幅を広げたいのだ。

 

交友の幅を広げたいと言ってもそこまで広げたい訳ではない。互いの趣味が異なろうが価値観が異なろうが実のところどうでも良い。見えないところに尊敬の念を抱いて、或いは見えるところに敬愛の念を込めて、互いのことを何でも話し合えるような人が年に1人でも増えてくれれば、私はそれだけで生きていく為の綱を掴める。

 

ネット上の繋がりというのは時として残酷である。物理的な距離が心理的な距離に繋がることが稀にあるからだ。とは言えども正直言って物理的な距離などというのものはこの際どうでも良い。何でも話せる友達が欲しい。ただそれだけの為に、私は此処に記事を書き続けるし、Twitterにも文章を落としたいし、ネットサーフィンをするし、ガンプラを組み立てるし、ヒトカラだってするし、ゲームをするし、天然石を使ったアクセサリーだって作るし、青空文庫の様なところが出した無料の電子書籍を読み続ける。端から見て虚しかろうが不器用だろうが後ろ指を指されようが構うものか。友達というのは「なりましょう」と言ってなれるものでも無い以上、私はこうして生きていく。